雨の夜と夢。

ちょっと変わってる人の不定期日記。

無い物ねだり

よく人と関わるようになった。

 

すると、私って結構嫉妬深い人間なんだと気がついた。

 

その上、冷たい人間だということにも気づいた。

 

知人にはすごい人がたくさんいる。何事にも器用な人、ものすごい知識を持ってる人、努力できる人、仕事ができる人。

 

そんな人たちと一緒にいるとどうしても自分がちっぽけで何もできない人に思えてくる。そうなるとそういう人たちが羨ましくて妬ましくなってしまう。

 

人間であれば当然の感情なのかもしれないけど、去年はあまり人と関わることがなかったから久し振りの感覚だった。

 

前に比べて沢山の人と関わるようになって、自分が他人に深く興味が湧かないことも改めて知った。他人から見れば、私は他人に干渉しないことを貫いているらしい。

 

その人がどのくらい落ち込んでいるのか考えられなくなっていた。心配という機能が欠如してしまっているのだろう。だから他人に優しく思いやりの心を持っている人を見ると眩しい。

 

人間の醜い感情は持ち合わせているのに、他人と共存する術は失った怪物になってしまったかもしれない。

 

 

人間という生物の正解って何なんだ。